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ヒナアラレ2階の部屋

このブログはブラウザ用オンラインゲーム TW1【無限のファンタジア】&TW2【シルバーレイン】のキャラクター日記です。 用が無いなと思ったらお帰りください。 ちょっとでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

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たったこれだけを書くのに
書き始めてから終えるまでに2時間経っていた。
な、何を言ってるかわからねーと思うが
私にも何が起こったのかわからなかった。

とか思いつつ、もう一度読み返したら十分長かった。
人には歴史ありって、こういうことか。(※恐らく違う)

所でなんか変な広告付いたんだが、
何ぞこれー。
長いこと使ってなくて仕様変更したのかしら。まぁいいか。

仕様変更で思い出したが、プロフとかも全く変えてないわさ。
説明しようとするキャラクターが違うし
今のこれとか完全に背後の呟きだし、どうするべきかなぁ……。

とりあえず、かなり長い事を覚悟した上で彼女の思い出話をどうぞ。

さて、何処から話そうか。
そもそも私は説明が余り得意ではないので、
それこそ最初から話した方が楽じゃなかろうか。

私の出身は、都市ではなく、正直……街といえるかどうかも怪しい。
そうだな、道行く人の顔と名が判る程度にはせまい、そんな村だったと思う。

まぁ、まだ私が覚醒する前の事だから、
今思えば都市の中の小さな村だったのかもしれないが
それは些細な問題だろう。

兎も角、そんな場所で貧富など無縁に育った私は、
現在よりもまだ明るかった気がする。
歳相応よりもちょっと……いや、多分もっと幼かったのは、
若さゆえの過ちだとして、秘密にしておいてくれると助かる。
反面教師の登場で一気に老けた考えを持ってしまったのも自覚してはいる。

話が逸れたな。
あれから約4年だから、14、15……位か。
その頃の私は知的好奇心旺盛で、よく実家の蔵の本を漁っては読んでいた。

親子というものは何処か似るもので
私の部屋の物が片付かないように、父もそうであり、その対象が本だった。
母も甘い所があるので捨てるに捨てられず……
まぁ、わざわざ行商人に頼んで取り寄せる位
高価な本が多分に在ったからというのもあるかもしれないが……
結果、家の蔵はちょっとした図書館程度には蔵書があったので
良い暇潰しになったのを覚えている。

そんな何時かの日、偶然にも失われた文化の本を手に取ったのは
不可抗力という名目で許してもらいたい。
紋章学や精霊術以外にもまだ見ぬ分類があったとなれば
知りたくなるのは仕方が無いと思わないか?

そんな訳で、面白そうな内容に喜々として読んでいた昼下がり。
外に出たのは決してそれ以外の本を片付けるのが面倒だったからではない。
あとで叱られて結局片付ける羽目になったのだが
それは逃……外出する原因ではない。多分。

そんな私に話しかけてきたのが、
少し前に話した、行商人の一人である彼だった。
名前は……今の私が言うのは抵抗がある。
そう何人も出ないので、彼で許してくれ。

同時に私も、フゥではなく、別の名前で呼ばれていた。
名を変えた理由は後で判る。

此処で少し補足をしないといけないな。
私の村は名や顔を知る位だからか、割と……いや、結構閉鎖的で
正直な話、余所者には厳しい。
故に、行商人にも余り好ましくない態度を取る事は想像に難くないだろう。

私の父はほぼ唯一の例外で、
本を届ける位のお得意様でもあるからだろうか
彼も含めて、旅人の殆どは私の家による事になる。
まぁ、宿屋といえるほど広くは無いが。
そんな訳で、彼が村の中で話すのは村長や私の家族位なものだった。

単に自分が運んできた(かもしれない)本を、
買い付けた人の娘が読んでいて気になったから、という点は否定できない。

当時の私は成長途中で子供と呼べる部分が多かったし
たまにぬいぐるみや小物を貰うときに撫でる手や目が
実の妹を相手にしてるのと同じような感覚だったので
むしろ否定できる点が無い。
……言ってて悲しくなってきたので、逸れた話題を戻そう。

兎も角、その本の事を話していたのだが、
彼はその内容を、確か褒めたのだと思う。

そうしてもう一つ、その本と分類は違うが良く似ていて、
読んでも余り役には立たないといわれ
売り物にならないという古文書をくれた。

当時の私は……まぁ、なんだ。
たかがその程度でも嬉しくなるような年頃だったのだ。
頑張って全部覚えようとする原動力とか熱意が、な……

……余り、突っ込まないでくれると、その、とても助かる。
それが結果的に悪い方にいってしまった、という意味でも。

暫くして、同じ行商人として旅をしている彼の妹が
蔵の惨状と鬼神降臨(母)を伝えるまでが1段落、辺りだろうか。
その辺は……若さゆえの過ちという事で許してほしい。


最初に読んでいた本が医学書で、
貰った本の題名が、輪廻転生。
その稀有な2つの本、思えばそれが、始まりだった。
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冒険者という名の無謀な挑戦者
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TW1キャラクター:ランドアース在住【超】が付くほど能天気なドリアッド
最近夢の中では似たような性格の姉妹の夢を良く見るとか。
【TW2キャラクター:
『セリス・ゼグラット(村形・芹)』
『村形・雛子』
姉妹とも性格は一緒。】

なんで性格が一緒なのか
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